1300年の伝統ある短歌が今、「介護短歌」として私たちにとって大きな支えとなっています。
私は、母の介護をしているとき、あふれるように短歌が出てきました。それは、「介護」において人間の根源的な「命」や「愛」に直面し、心が揺さぶられたからです。その心を五・七・五・七・七の短歌にすることによって高められ、癒されることを実感しました。介護する人も、してもらっている人も、大切な日々の気持ちをそのまま短歌にしてみてください。私は、このたび、インターネットを通じて、皆さんと共に感動し、喜び合えることを期待しています。
同志社女子大学教授/歌人 安森敏隆

1942年、広島県生まれ。
1968年立命館大学大学院(日本文学)終了。博士(文学)。現在、同志社女子大学教授。近代文学・詩歌専攻。歌人。
「ボトナム」選者・「PHOENIX」代表。著書に『斉藤茂吉幻想論』(1978年、桜楓社)、『抒情の軌跡』(1983年、書肆季節社)、『創造的塚本邦雄論』(1987年、而立書房)、『近代短歌と現代短歌』(1996年、双文社出版)、『近代短歌を学ぶ人のために』(1996年、世界思想社)、『斉藤茂吉短歌研究』(1998年、世界思想社)、『風呂で読む 短歌入門』(1999年、世界思想社)、『新島 襄の短歌』(2000年)、『キリスト教文学を学ぶ人のために』(2002年、世界思想社)、第一歌集『沈黙の塩』(1979年、新風土社)、第二歌集『わが大和、わがシオン』(1997年、玲瓏館)、『大学教授の介護日記 介護・男のうた365日』(2001年、新葉館出版)、『介護うたあわせ 介護・女と男の25章』(2002年、京都修学社)など。
